掃除家電を超える「ひと掃き力」を実現
工業用ブラシメーカーが開発した家庭用ほうき

総合ブラシメーカー「コーワ」は、創業85年の歴史で初めての家庭用ほうき「ONE STROKE」を開発し、クラウドファンディングで先行予約販売を開始した。

「ONE STROKE」は、同社が長年培ってきたブラシ技術を駆使して開発した新商品。最大の特長は「5層構造のブラシとブレード」で、これにより掃除家電を超える「ひと掃き力」を実現したという。

ブラシには、過酷な環境向けの工業用ブラシにも使われる、PET(ポリエチレンテレフタラート)を採用。従来のほうきに見られる「毛の広がり」や「毛のクセ」を抑え、長期間にわたり性能を落とさず使うことができる。

5層目には仕上げの役目として、シリコンゴムを採用した軟質ブレードを施すことで、ブラシが残した細かな微細塵を残らず除去。ブレード裏側の凹凸は補助機能として、カーペットに絡みついたペットの毛や髪の毛を掻き出し、集めることも可能だそうだ。

ちりとりには、集めた塵や埃を残さずゴミ箱へ捨てきるために、微弱な静電気の発生を抑える「導電性素材」を採用。

持ち手は、人間工学にもとづいて誰の手にも馴染み、「操作性」と「デザイン性」を兼ね備える八角形とした。

さらに、どこから見ても立ち姿が美しく見えるデザイン性を追求して、「ほうき」やその他の掃除道具とは一線を画す、多面デザインを考案した。End