「ロングライフデザイン（その土地に長く続く個性）」を編集テーマに据えた、47都道府県の観光を1県につき1冊ずつ特集するD&DEPARTMENT PROJECTの観光ガイドブックシリーズ、「d design travel（ディデザイントラベル）」の29冊目となる「茨城号」が2021年3月19日（金）に全国発売される。

今回は、2020年10月から12月まで約2ヶ月間、編集部が県内外の一般の人からリアルタイムで情報を募りながら現地に住み込んで取材を重ね、「ここぞ茨城らしさだ！」と本当に感動したところだけを厳選して紹介。

▲写真：山﨑悠次

▲写真：山﨑悠次

茨城は山も海も街も近く、関東平野を含む恵まれた立地で、農業や漁業、工業や芸術、観光や町おこしなど文化の多様性にも対応しながら、日本の「みらい」を考えてさまざまな研究成果を上げるなど、都会的なセンスも持ち合わせ、科学や技術の最前線を行く場所である。

▲写真：山﨑悠次

表紙はミック・イタヤによる「SEVEN PEARLS」。茨城出身のアーティストである同氏の美しくてクールな作品で、どこか茨城への実直な「愛」が感じられるという。今回のために描き下ろしたビジュアル（ピンクカラーVer.）は、「このご時世を華やかに」と同氏の思いが込められているそうだ。

また、同書の発売に合わせ、展覧会や編集部によるトークショー、郷土食を味わう企画や落語会など、同書を立体的に楽しめる連動企画を東京・渋谷ヒカリエ内d47 MUSEUMやオンラインなどで開催予定だ。