NEWS | プロダクト
2021.01.25 18:15
自動運転車を開発する中国のスタートアップ 「idriverplus(智行者)」が手がける、レベル4自動運転技術を搭載した屋外用の自動掃除ロボット「viggo(ヴィーゴ)」が、テクトレにより日本国内で展開されることになった。
この掃除車は、GPS+RTKのナビゲーションシステムとLiDarやカメラ、超音波レーダーなどのセンサーの情報を、idriverplusが開発した自動運転OS「AVOS」で処理。屋外でも自律走行ができ、道路上の掃除、吸塵、ゴミ収集、水巻きなどの作業を実現するという。
さらに、屋外でもロボットの位置誤差を5㎝以内にキープすることが可能で、ベロダイン社のLiDarにより障害物が回避できるそうだ。
また、晴天の日中だけでなく、小雨や小雪の天気でも自動掃除ができ、夜間でも照度50ルクスの街灯があれば走行可能としている。
メーカーの検証結果によると、1日8時間計算では、viggo1台で約6人分の掃除面積に匹敵。掃除効果も人間より高いという。クラウドを経由した手元の端末では、ロボットの居場所や状況もなどもつねに把握できる。