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2021.01.06 16:17
南海電鉄、三井住友カード、QUADRAC、ビザ・ワールドワイド・ジャパンは、2021年春より南海電鉄の一部の駅において、Visaのタッチ決済とQRコードによる入出場の実証実験を実施する。駅の改札でVisaのタッチ決済による入出場を行うのは国内初となる。
今回の実証実験では、大阪ミナミの中心地・なんばと関西の空の玄関口・関西国際空港や、和歌山、世界遺産の高野山を結ぶ南海電鉄の一部の駅にVisaのタッチ決済用改札機を設置する予定だ。
また、実証実験では「都度利用」と「事前購入」の2種類のサービスを提供。「都度利用」は、Visaのタッチ決済機能のあるクレジットカード・デビットカード・プリペイドカードを入場時と出場時に改札機へかざすことで、その都度決済し、改札通過と運賃精算をすることができる。
一方、「事前購入」は、南海電鉄が提供するアプリまたは販売サイトで企画乗車券を事前に購入し、スマートフォンに表示されたQRコードを入場時と出場時に改札機へかざすことで、改札通過を行うものである。
Visaでは、「非接触決済」への消費者の意識の高まりに対応するほか、2025年の大阪・関西万博に向けて、国内外の利用者ものタッチ決済対応カード1枚で移動から買物まで完結でき、利便性が向上するとしている。