凸版印刷、マイクロ文字を使った紋様の
新しいデザイン技術「アート彩紋™」を開発

凸版印刷は、微細製版技術とデザイン・クリエイティブを融合させ、新しいデザインの表現ができる技術「アート彩紋™」を開発した。

この技術は、金券や有価証券の偽造防止技術として同社が培ってきた微細線やマイクロ文字を用いた紋様の製版技術を応用したものである。

▲従来の紋様

こうした紋様の表現力と作成の技術を、アート性を持つさまざまな制作物にも活用できるように、「アート彩紋™」として刷新。

▲「アート彩紋™」の採用事例:ポーラ文化研究所「平成美容開花 平成から令和へ、美容の軌跡30年」

文字や数字、図形などの任意のアウトラインに沿って、形状や波の数、滑らかさなどを自由に表現でき、マイクロ文字なども入れることが可能。奥行きや濃淡、動きを感じられる新たなデザイン表現を実現するという。

▲「アート彩紋™」の採用事例:ポーラ文化研究所「平成美容開花 平成から令和へ、美容の軌跡30年」

また、太さ0.1ミリメートル程度の細い直線・曲線からなる紋様表現や、文字高さ0.5ミリメートル程度のマイクロ文字、方形/矩形/鉤型/三角/円形などの微小な図形を集合させた表現ができるので、高いデザイン性と高いアイキャッチ性をもつロゴやオリジナルフォントなどを作ることができるそうだ。End