北軽井沢の広葉樹を活用するプロジェクトから
飛騨産業が手がけるチェア2シリーズが登場

きたもっく飛騨産業は、ダイニングチェア2シリーズを展開することを発表した。きたもっくが北軽井沢産の広葉樹を提供し、これを使ったチェアを飛騨産業が製作するプロジェクトで、2020年12月18日(金)よりきたもっくのWebサイトにてオーダー受付を開始する。

今回は、飛騨産業の通常のラインナップにはないナラ材で製作。ナラ特有の重厚感や北軽井沢の厳しい寒さを耐え抜いたきめ細かい年輪が特徴で、耐久性・耐水性にも優れている。

▲「kinoe ASAMA」 ※画像は通常のkinoeであり、同プロジェクトで製作されるチェアはナラ材となるため、色や木目などの質感が異なる。

パーソナルチェア「kinoe ASAMA」は、笠木部分の枝が特徴で、1本1本異なる形状が自分だけのチェアのように感じられるという。単純な形のようでいて、体に当たる部分は丁寧に切削されているため、抜群のフィット感と座り心地を実現するそうだ。

▲「SEOTO ASAMA」 ※画像は通常のSEOTOであり、同プロジェクトで製作されるチェアはナラ材となるため、色や木目などの質感が異なる。

一方、「SEOTO ASAMA」は、デザイナー・川上元美によるシャープで直線的なデザインと、絶妙な長さに設定された短い肘により、横方向にも出入りしやすいセミアームチェア。背板から肘木、後脚までが一体になったモダンなシルエットが特徴である。

なお、両社は2020年12月15日(火)、北軽井沢産の広葉樹を家具などに活用する六次産業化の協働プロジェクトを開始することに合意。北軽井沢の国産材小径木を活用した家具製造を通じて、適切な伐採による健全な山林育成、地元の産業振興といった課題を解決することを目指している。End