サンタクロースの配送ルートをビジュアライズした
絵本「クリスマスのキセキ」

サンタクロースのもっとも効率的な配送ルートを最新のテクノロジーによりビジュアライズした絵本、「クリスマスのキセキ」が2020年12月3日(木)に発売された。

同書では、全国に約2万校ある小学校の座標を「子どもの住んでいる町」と定義。そのすべてをもっとも効率良く回るルートを、所定の複数箇所を1回ずつ巡回する場合の最短経路を求める数学の難問「巡回セールスマン問題」の解法を用いて計算し、日本地図上にビジュアライズしたもの。

さらに、Google Earth Studioが提供する実際の町並みの3Dデータと、配送ルートを重ねることで、実際のサンタクロースとトナカイの見え方をシミュレーション。各都市の上空を飛び回るサンタクロースの様子を想像させる内容となっている。

このルートをたどって一晩でプレゼントを届けるためには、音速の6.5倍で地球1.5周半の距離を駆け回ることになるそうだが、過酷な旅路でも楽しげにこなしていく2人のストーリーをイラストで表現。自分の町を何時にサンタたちが通るのか、子どもと一緒に探してみてはどうだろうか。End