クリエイティブ集団 grafによる
暮らしの実験空間「graf porch」

クリエイティブ集団 grafは2020年11月1日(日)、大阪市北区中之島のgraf studioに暮らしの実験空間「graf porch」を新たにオープンした。

このgraf porchは、「実験」というキーワードを軸にした提案型の空間。空間設計、家具、食、アートなど、grafのハードとソフトの活動をひとつにまとめているのが特徴だ。12月1日より宿泊受付を開始した。予約はAirbnbサイトより。

▲撮影:黒越啓太(graf)

▲撮影:黒越啓太(graf)

これまでgraf studioは、 1Fをショップとカフェ、2Fをデザインオフィスとしていたが、今回はこの2Fのオフィス部分を改装し、レジデンス(宿泊)、家具のショールーム、ギャラリー、キッチンを備え、カテゴリーを横断しやすい環境が誕生した。

▲撮影:黒越啓太(graf)

▲撮影:黒越啓太(graf)

オリジナルの家具を使って宿泊ができるレジデンスは、リビング、寝室と奥に進むにつれてゾーンが変わるよう配置。宿泊とギャラリーの併用、アーティスト・イン・レジデンスなど、さまざまなプログラムに対応可能な平面レイアウトを採用した。

▲撮影:黒越啓太(graf)

▲撮影:黒越啓太(graf)

一方、ギャラリーは、レジデンススペースを囲む「縁側」のような場所で、宿泊ゲスト以外でも立ち寄れる構成とし、新たな創造がはじまるオルタナティブスペースを目指した。

▲撮影:黒越啓太(graf)

▲撮影:黒越啓太(graf)

また、広々としたキッチンや間接照明が包む非日常な空間を演出するとともに、1Fのshopでそのまま購入できる家具やオリジナルプロダクトも用意。オルタナティブな環境で、新たな体験と日常を往来しながら、新しい可能性を見つけ出すことを期待しているのだそう。End