九州・武雄温泉の御船山楽園に
常設展「チームラボ 廃墟と遺跡:淋汗茶の湯」


▲ 廃墟の湯屋にあるメガリス / Megaliths in the Bath House Ruins teamLab, 2019, Interactive Digital Installation

アート集団 チームラボは、歴史と森のサウナ・廃墟のアート群・お茶をセットで体験する展覧会「チームラボ 廃墟と遺跡:淋汗茶の湯」を、九州・武雄温泉の御船山楽園で2020年11月10日(火)に常設オープンした。

この「チームラボ 廃墟と遺跡:淋汗茶の湯」展は、歴史と森のサウナとアートの新しい体験を提供する展示。

1845年(江戸後期)に50万平米にも及ぶ敷地に創られた御船山楽園には、敷地の境界線上に日本有数の巨木である樹齢3000年以上の神木の大楠があり、庭園の中心には樹齢300年の大楠があるなど、森の木々を生かしながら造った庭園となっている。

また、森の中には、超自然的に積み重なった巨石の磐座(いわくら)であったであろう祠がまつられている。

そして、サウナシュラン2019・2020の二年連続で日本一のグランプリを獲得した、「御船山楽園ホテル らかんの湯」のサウナ施設にて、温冷交代浴で脳を開きながら、遺跡が点在する森にある廃墟のアート空間に佇むことで、普段の感覚では気がつかない、長い時間と世界に再びつながる体験を楽しむことができる。

▲ 御船山楽園ホテル「らかんの湯」女性大浴場

▲ 御船山楽園ホテル「らかんの湯」女性大浴場

▲ 御船山楽園ホテル「らかんの湯」男性大浴場

なお、御船山楽園ホテル御宿竹林亭の宿泊客以外でも、サウナとアートの新しい体験ができる御船山楽園ホテル「らかんの湯」日帰り入浴とチームラボによる廃墟のアート群のセットチケットを、1日40名限定で販売。入浴なしで作品だけ見ることができるチケットも用意している。End

廃墟の湯屋にあるメガリス / Megaliths in the Bath House Ruins
teamLab, 2019, Interactive Digital Installation

グラフィティネイチャー – 廃墟の湯屋に住む生き物たち、レッドリスト / Graffiti Nature – Living in the Ruins of a Bathhouse, Red List
teamLab, 2017-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

地下道の奥の廃墟に舞う群蝶、超越する空間 / Butterflies Dancing in the Depths of the Underground Ruins, Transcending Space
teamLab, 2019, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

森の中の、呼応するランプの森とスパイラル – ワンストローク、山の紅葉 / Forest and Spiral of Resonating Lamps in the Forest – One Stroke, Autumn Mountain
teamLab, 2018, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi

チームラボ 廃墟と遺跡:淋汗茶の湯

会期
2020年11月10日(火)~常設(年中無休)
※アート展 11:00~22:00(最終入場21:30)
※「チームラボ かみさまがすまう森」会期中はチケット価格と展示内容が変わる予定。
会場
御船山楽園
詳細
https://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyamarakuen-sauna/