石川県の老舗陶磁器メーカー ニッコー
新作の「BODO COLLECTION(ボド・コレクション)」
オーガニックなかたちがテーブルに浮かぶ

花を思わせる繊細な輪郭。テーブルに優しく浮かび上がるオーガニックな容姿のテーブルウェアは、ロンドンを拠点に活躍するボド・スパレンと、石川県に拠点を置く陶磁器メーカー、ニッコーが生み出した「ボド・コレクション」である。

スパレンは、ボーンチャイナや磁器を素材に使った数々の作品によって、現代のインターナショナルなインテリア分野に確固たる地位を築いている気鋭のデザイナー。常に伝統を踏まえつつ、現代的な感性と知性によって、斬新な作品を生み出してきた。一方で、日本のものづくりの伝統と文化に深い畏敬の念を抱き、いつか日本でのものづくりに挑戦したいと思っていたという。そんな彼の想いとデザインに応えたのが、創業1908年の伝統ある日本の陶磁器メーカー、ニッコーである。両者による今回のコレクションは、2011年9月のメゾン&オブジェやテントロンドンで発表され、「西洋の感性と東洋のものづくりの完璧な融合である」という高い評価を得るなど、大きな話題を呼んだ。

今回発表されたコレクションは4シリーズ。花の一瞬のはかない美しさをモチーフにし、繊細なカラーバリーションとオーガニックなフォルムが特徴の「BLOSSOM」(上の写真)のほか、無駄のない明快なフォルムで上質なお茶の時間を演出するポットとカップ「VOYAGE」、幻想的なグラデーション表現が料理や菓子を引き立たせる「MACAROON」、雲のようなほのかな色が水彩画を思わせる「CLOUD」。どれも挑戦的かつ繊細な感性が光る作品だ。

これらを取り揃えたフェアが、4月8日まで、東京・六本木のアクシスビル1階、リビングモティーフで開催中。

この商品に関するお問い合わせ:
ニッコー株式会社 お客様相談窓口
Tel: 076-276-2113
http://www.nikko-bodosperlein.com