NEWS | プロダクト
2020.11.16 14:40
テクノロジーを活用した新たな仏壇を手がける「コハコ」プロジェクトは、故人をより身近に感じられるスマート仏壇「コハコ」のコンセプトモデルをアップデートした。2020年11月24日(火)から11月26日(木)まで東京ビッグサイトで開催される、「第6回エンディング産業展」で実機を展示する。
現代の家庭では、仏壇を置く「仏間」がないとか、自宅のインテリアに合うデザインの仏壇が見つからないという場合も多いだろう。
そこで2019年に登場した「コハコ」では、インテリアや空間になじむだけでなく、故人の名前を呼びかけると遺影が現れたり、故人が生前に遺したメッセージを受け取れたりするなど、さまざまなスマート機能を搭載。そしてこのほど、本体デザインのアップデートを行い、専用アプリも開発した。
今回のアップデートでは、本体はさらにシンプルに、上質な佇まいを目指して素材も見直し、金属素材の仕上げにもこだわったという。さらに、本体のカラーは、ホワイトとブラックの2色が登場。また、御本尊や位牌はいつでも引き上げて手を合わせられるように進化した。
また、本体を操作できる専用アプリは、Wi-Fi接続であらかじめ登録した写真やメッセージ動画などのコンテンツを本体デバイスへと転送。年配の人でも簡単に扱えるように、UIにもこだわったそうだ。