京都・白川の築115年を超える空き家を活用した
1棟貸しの宿泊施設「ANJIN GION SHIRAKAWA」

ジェクトワンは、京都上ルおよびヴァルクとの3社共同事業として、京都市東山区の白川沿いの空き家を活用した1棟貸しの宿泊施設「ANJIN GION SHIRAKAWA(あんじん ぎおん しらかわ)」を、2020年11月1日(日)にオープンする。

「ANJIN GION SHIRAKAWA」は、比叡山と如意ヶ嶽の間を源に京都市東山区を流れる白川沿いに位置する、築115年を超える京町家をリノベーションした宿泊施設。「ANJIN」という名前は仏教語の「安心」に由来し、気掛かりなことが無く、心が落ち着き安んじることという意味があるという。

白川に面した2Fの座敷は「床(ゆか)」のようになっており、白川に面して全面オープンすることができる。開放的な空間で川の流れる音を聞きながら、ゆっくりとくつろぐことができるそうだ。対照的に、2Fの和室は障子の光のみの空間になっており、静かに読書などを楽しめるようになっている。

さらに、施設内には、京都にゆかりのあるさまざまな企業の製品や作家の作品を備品として設置。元禄元年(1688年)に京都西陣で創業した細尾は、日本の美意識が表現されている谷崎潤一郎の著書「陰翳礼讃」にインスピレーションを得て作られた西陣織のアートパネルを提供した。

また、白川沿いは柳の並木道となっており、昔ながらの京都らしい風情ある街並みが残る。徒歩圏内には知恩院や八坂神社、高台寺など、数多くの歴史文化施設があり、観光にも最適なエリアでもあるそうだ。End