NEWS | テクノロジー
2012.01.15 19:36
2015年には世界で15億ドルの市場に成長するといわれているAR(拡張現実)。しかし現状では、まだまだARに対する認知度は決して高くはない。そんなか昨年の12月15日、東京・品川で、KDDIによる「AR First Step Conference」が開催された。これはKDDIのARの新ブランド「SATCH」の発表に際して行われたイベント。SATCHというブランド名には“情報を察知する”、あるいは“サッとケイタイをかざしてチェックする”という意味が込められている。ARをFeliCaやケータイカメラのように手軽で便利に使えるツールへと進化させ、現実空間をネットやさまざまな情報の入口へと拡張していけないか。つまり、ARの“日常化”がSATCHのキーワードだ。
イベントでは、AR市場をリードする、トータル・イマージョン社CEOのブルーノ・ウザーン氏(上の写真)によるプレゼンテーションをはじめ、ARに造詣の深い有識者による「これからのARを考える」と題したトークセッションなどが行われ、今後のモバイルビジネスを展開して行くうえでのさまざまなヒントが語られた。
カンファレンスの模様およびSATCHの詳細についてはこちら。