NEW NORMAL, NEW STANDARD実行委員会は、荒川技研工業およびDOUBLE-Hの協力のもと、2020年10月6日（火）より東京・表参道のTIERS GALLERY、2020年10月29日（木）より大阪・松屋町のPage Galleryにて、美しい感染症対策のデザイン展「NEW NORMAL, NEW STANDARD」を開催する。

新型コロナウイルスの感染防止対策として、手指消毒、飛沫防止のマスク、パーテーションといったものが、私たちが活動する空間に登場した。しかしこうした対策品には、店舗やホテル、美術館などの美しい空間にそぐわないものもある。

そこで同展では、感染症対策品に少し手を加えることで美しく空間に変えたいとの思いから、デザイナーがものづくり企業と手を組み、さまざまなプロダクトを紹介する。

▲ WITH PARTITION

土井智喜がデザインした「WITH PARTITION」は、荒川技研工業の金具「アラカワグリップ」を用いた吊り下げ式パーテーション。一般的な四角形の樹脂シートに色を付けたり、重ねたりすることで、設置する空間にちょっとした彩りを与えることができる。

浦田孝典による「MOUTH SCREEN」は、感染症対策と夏場のマスク着用による熱中症対策の両立を目指した、飛沫飛散防止用のマウスシールド。表情が見え、長時間の使用でもストレスなく使用できるデザインで、アーティストとのコラボレーションにより、さまざまな柄も展開している。

▲ MOUTH SCREEN

そのほか、中込明、江口海里、西尾健史、イトウケンジ（MUTE）が参加。飛沫対策ウェアや置き式パーテーション、消毒液スタンド、システム什器などを展示する。