「工芸は、プロセスが面白い」,
絞り染めの最終工程を味わえるストール&スカーフ「TOCHU」

京都芸術大学の研究センター「京都伝統文化イノベーション研究センター」(KYOTO T5)から、絞り染めのストール&スカーフ「TOCHU(トチュウ)」が製品化されている。

京都のブランド「Whole Love Kyoto」と開発した同製品は、「工芸は、プロセスが面白い」というところに着目。制作の「途中」で止めることで、絞り染めの最終工程である「絞りを解く」工程を使い手自身で行うことができる。

TOCHU 雪花絞り ストール

プレゼントのラッピングを開く時の「何が出てくるのだろう」という気持ちや、製品を自分で完成させる体験により、「わたしだけのスカーフ」として楽しむことができ、さらには職人の手仕事の知恵や工夫を体感し、その美点に気づくこともできるという。

京鹿の子絞りの職人「たばた絞り」との共同制作で、雪花絞り横段絞りの2種類、それぞれスカーフとストールの2種類を用意する。なお、同製品は「GOOD DESIGN AWARD 2020」を受賞している。End

TOCHU 横段絞り ストール