火星探査車をモデルにした
3Dプリントローバー「ExoMy」オープンソースを公開

欧州宇宙機関は、ミニチュアモデルの3Dプリントローバー「ExoMy」を公開している。同機関が開発する火星探査車「エクソマーズ・ローバー」(現在の名称はロザリンド・フランクリン)をモデルにした本格的なものである。

サイズは300x390x420mm、重さは2.5kgで、コンピュータはRaspberry Piを搭載。ハードウェアとソフトウェアはすべてオープンソースで、GitHubで入手可能。費用としては250~500ユーロ(約31,000~62,000円)程度かかる。

好みに合わせてさまざまな組み立て方が可能だ。たとえば、口の形を変えたり、いろんな帽子をかぶせて個性や表情を楽しむことができるという。

駆動システムは「トリプルボギー・ロコモーションシステム」を採用しており、6輪はすべて操縦可能。大きな障害物でも乗り越えることができる。ゲーム用のコントローラーや、スマホやタブレット、ノートPCから操作できるそうだ。End