ライゾマティクスとデビッドワッツとの共同企画
若手アーティスト向けのプロジェクト「ART MEETS TOKYO」が始動

The Chain Museumは、2020年9月19日(土)より開催する「第23回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」の開催に合わせて、現役学生・若手作家を対象にしたアートプロジェクト「ART MEETS TOKYO」を始動させることを発表した。

第1回目は、東京・渋谷のホテル「sequence MIYASHITA PARK」5Fにあるレストラン&バー「Dōngxī Restaurant & Sakaba(ドンシー レストラン & サカバ)」にて2020年9月14日(月)から2020年9月27日(日)まで実施される。

ライゾマティクス・アーキテクチャーおよびデビッドワッツとの共同企画となる同プロジェクトは、これからの未来を担う現役の学生や、卒業してまだまもない若手作家を対象に、美術館やギャラリーといった空間とは違う日常的な空間で作品発表を行い、「社会や人との接点」や「新しい発見と価値」を創出する実験的なものである。

インスタレーション、映像、絵画、メディアアート、音楽、パフォーマンスなど、作品のジャンルにとらわれず、作家が持つ個の表現を優先させて、その場所でしかできない体験を来場者に提供する試みだ。

▲ 東弘一郎(東京藝術大学大学院 美術研究科 先端芸術表現専攻)

▲ 志田菜穂美(画家/2020年武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科卒業)

▲ 武田萌花(東京藝術大学大学院美術研究科 先端芸術表現専攻)

▲ ホシバナ(慶應義塾大学環境情報学部/脇田玲研究会)

▲ 松橋百葉(慶應義塾大学環境情報学部/脇田玲研究会)

今回は表現方法の異なる5組の作家を選抜し、ソーシャル・ディスタンスによって生まれた空間を活用しながら、作品を店内に展示。それぞれの作家が会場を調査し、作品プランの構想をした上で、訪れた人は食事を味わいながら作品を楽しむことができる。

▲ sequence MIYASHITA PARK

▲「Dōngxī Restaurant & Sakaba」

▲「Dōngxī Restaurant & Sakaba」

ライゾマティクス・アーキテクチャーを主宰する齋藤精一は、「人と人が近く共存できない時代になってしまった今、その余白を埋めるためにアートを使うのは、社会とアーティストの関係を更に色濃いものにしてくれると思うし、これをきっかけに様々なシーンで
実装し続けられることを切に願う」とのコメントを寄せている。End

第23回文化庁メディア芸術祭受賞展
広報企画「ART MEETS TOKYO」

会期
2020年9月14日(月)~9月27日(日) 観覧料無料
開館時間
7:00~12:00(BREAKFAST)
12:00~15:30(LUNCH)
17:00~22:00(DINNER 18:00~、BAR 17:00~)
会場
sequence MIYASHITA PARK 5F
「Dōngxī Restaurant & Sakaba」
詳細
https://artsticker.app/share/events/detail/247

第23回文化庁メディア芸術祭

会期
2020年9月19日(土)~9月27日(日) 入場無料
会場
日本科学未来館
詳細
https://j-mediaarts.jp/festival/