再び注目される木造建築
新構法による住宅ブランド「ROBRA」

三菱地所ホームは、世界で再び注目を集めている木造建築において、より自由なデザインを求める顧客ニーズに応えるため、世界初の特許技術「Flat Mass Timber構法(フラットマスティンバー構法・FMT構法)」を開発し、この新構法を用いた木造注文住宅ブランド「ROBRA(ロブラ)」を発表した。

「ROBRA」第1号モデルハウスとして、2020年9月5日(土)より東京・世田谷に駒沢ステージ1ホームギャラリーをグランドオープンする。

今回開発した木造構法「FMT構法」は、木と鉄骨によるハイブリッド構法で、壁や梁などの構造要素が空間内に出てくることが少ない、シンプルで頑丈な造りを実現するもの。各階層を捻るような動きのあるデザインなど、自由度の高い設計が可能になるそうだ。

同社では、FMT構法による構造美をアートとして捉え、アートの中に住まうというまったく新しい考え方で住まいづくりができるとしている。

さらに、新構法ならではの木を生かしたデザインと、自由な空間設計によって実現する、生活空間と仕事空間を組み合わせたこれからの住宅の在り方も提案するという。

また、モデルハウスは、各階ごとに自由な方向にスライドさせる斬新な外観を採用。新構法ならではの木を生かすデザインになるように、色落ちしても渋い風合いを保つ自然塗料を使用した。

一方、インテリアは、伝統的な技術を駆使した丹念な手仕事と最新の構造技術を掛け合わせた。リビングダイニングでは、チェア、テーブル、ペンダンライトに、イタリアの高級家具ブランド「HENGE」の日本初上陸シリーズを選んでいる。End