東京都生活文化局は、文化の灯を絶やさないための緊急対策として、2020年5月15日（金）より芸術文化活動支援事業「アートにエールを！東京プロジェクト」第一弾を実施する。

この事業は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、活動を自粛せざるを得ないプロのアーティストやスタッフ等が制作した作品をWeb上に掲載・発信する機会を設けることにより、アーティスト等の活動を支援し、在宅でも都民が芸術文化に触れられる機会を提供するもの。

プロとして芸術文化活動に携わるアーティスト等から、自由な発想を基にした動画作品を募集し、専用サイトで配信。動画作品を制作したアーティストやスタッフ等に対しては、出演料相当として1人当たり10万円が支給される。

対象は、音楽、演劇、舞踊、美術、映像、写真、伝統芸能、複合（核となる分野を特定できない芸術活動）等の分野で、過去1年以上継続して芸術文化活動を行っている、都内居住者または都内が主な活動拠点のプロフェッショナル。

5月15日に開設する特設サイトで個人登録後に、審査を経て、完成した作品を専用サイトで配信する。なお、募集人数は4,000人程度としている。