NEWS | インテリア / 展覧会
2020.03.02 15:04
ロンドンのCarpenters Workshop Galleryでは、オランダ・エイントホーフェンで活動するフランス人アーティスト Martin Laforêtの個展「Inside Out」が2020年3月27日(金)まで開催中だ。
これまでプレキャストコンクリートにインスパイアされた作品を手がけてきた同氏。今回は、作品の一部に型枠を使い、コンクリートにオーク材やブロンズを初めて組み合わせた限定版となる10作品を展示する。
素材と素材のあいだの関係性を重視するのがラフォーレ作品の特徴で、オーク材とコンクリートを使ったランプとコーヒーテーブルでは、2つの材料が互いに反応することで、ユニークな特徴と色合いが生まれるという。
ブロンズのコレクションには、コンソールテーブルやサイドテーブル、フロアランプやテーブルランプがあり、それぞれロストワックス鋳造と呼ばれる方法で作り上げた。土台部分にはデザインの一部としてコンクリート型枠を組み合わせた。
Laforêtは「私の活動はキャスト(鋳型)とモールド(型枠)のあいだを同時に進んでいくもので、そこから対照的な素材に詩情が生まれ、素材のあいだの親密な関係を守ることができます。みなさんは横溢と空虚、内側と外側、ポジティブとネガティブを目の当たりにするでしょう」とのコメントを寄せている。
Martin Laforêt個展「Inside Out」
- 会期
- 2020年1月30日(木)~3月27日(金)
- 会場
- Carpenters Workshop Gallery
- 詳細
- https://www.carpentersworkshopgallery.com/exhibitions/inside-out/