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2020.01.07 15:21
ウェザーニューズとchaintopeは、海運業界が実施している気候変動への取り組みを支援するため、海運業界のCO2排出削減量を客観的に評価する新サービス「マリンカーボンブロッキング」の提供に向けた共同研究を開始した。
海運業界では、IMO(国際海事機関)が2050年までにCO2の排出量を50%削減する(2008年比)という目標を掲げている。
これを受けて、このサービスでは、ブロックチェーンの技術を用いて、船舶の運航中に削減したCO2排出量の客観的なデータを記録・蓄積。
ウェザーニューズのOSR(Optimum Ship Routeing)サービスを活用している海運会社が航海中に削減した燃料消費量を、過去50万航海以上のサービス実績データなどを用いて算定、CO2排出削減量に換算して記録、可視化する。
さらに、同サービスはこの可視化を通じて、海運業界内に限らず異業種間でのカーボンオフセットを可能にするプラットフォームの構築を見据えている。
また、ブロックチェーン技術を用いることで、改ざんされることのない、透明性を持つCO2排出削減量のデータが蓄積されるそうで、国内外で多数のブロックチェーン技術を活用したシステム・アプリ開発実績を持つchaintopeが共同開発を行うとしている。