NEWS | 展覧会 / 建築
2019.12.16 13:39
寺田倉庫が運営する建築倉庫ミュージアムは、2020年2月8日(土)から5月31日(日) 8月23日(日)まで、企画展「クラシックホテル展 -開かれ進化する伝統とその先-」を開催する。
同展では、ホテルの原点とでもいうべき日本を代表する11のクラシックホテルを中心に、その変遷を辿るとともに、建築空間に積み重なる「ものがたり」に焦点を当てる。
クラシックホテルは、創業者やホテルを取り巻く人々の強い想いや思考とともに、今日まで生き続けている。長い年月をかけて紡がれ、そして今後も継承されるべきその魅力が、建築図面や写真、映像・言葉・グラフィックなど、さまざまな角度から体感できるだろう。
近年、日本各地では2020年に向けた訪日観光客の増加を見込み、ホテルの建設ラッシュが続いている。その一方で、明治期の近代産業発展とともに黎明期を迎え、100年の時を越えた今なお現役のクラシックホテルは、開国したばかりの日本の外交の場としても重宝されてきた。
その後も時代のニーズに応じて文化的な役割、建築的な機能を変えていくことで、今日の日本のサービスの礎を築き、古くから続く老舗旅館や温泉宿にも大きな影響を与えている。
クラシックホテル展 -開かれ進化する伝統とその先-
- 会期
- 2020年2月8日(土)~8月23日(日)
- 開館時間
- 火~日 11:00~19:00(最終入館 18:00)
月曜休館(祝日の場合、翌火曜休館) - 会場
- 建築倉庫ミュージアム 展示室A
- 詳細
- https://archi-depot.com/exhibition/classic-hotel