照明ブランド「Apparatus」の家具コレクション
モダニズムのコンサートホールをイメージした「Interlude」

米ニューヨーク・マンハッタンを拠点にする照明ブランド「Apparatus」が公開した家具コレクション「Interlude」。ペンダントライト、屏風、燭台型のライト、テーブル、2種類のキャビネットからなり、現実とも想像ともつかない空間を表現したものだ。

同スタジオが生み出す作品の領域を越えて、優れたハンドメイドのものを想いのままに作ったそうで、楽譜に書かれるさまざまな記号にインスピレーションを受け、モダニズムのコンサートホールをイメージしたという。

ペンダントライトのシェードは手刺繍の真鍮製メッシュで、ライトはアラバスターで包んだ。シェードには、五線譜上の音符に見立てた立体的な模様を施している。また、屏風にも真鍮のメッシュパネルを組み込んで、かすかな透明性を持たせた。大理石のテーブルもまた、音符のような形状である。

そのほか、Carpathian burlと呼ばれる木材やウナギの皮など、ユニークな素材も装飾に使用。あらゆるものが譜面にある音楽との共感覚的なイメージを呼び起こすデザインとなっている。End