NEWS | フード・食
2019.11.25 16:59
ロシアなどでよく飲まれる蒸留酒 ウォッカだが、ニューヨークのAir Co.から、世界でもっとも持続可能なウォッカブランド「Air Co. Vodka」が登場した。そのパッケージデザインを同じくニューヨークを拠点にするデザインエージェンシーのJoe Doucet x Partnersが手がけている。
これは、Air Co.の優れた技術を使うことで、空気と水と日光から、非常に純度の高いアルコール飲料に変えることでうみだされる。またそれは、製造工程で発生するCO2の排出を抑えることができるものだそうだ。実際には、ボトル1本あたり、1ポンド(約450g)のCO2が削減でき、且つ上質のアルコール飲料ができることから、同社はこの技術には無限の可能性があるとしている。
当然ながらパッケージングのデザインにおいても、サステナビリティを意識。すべて100%リサイクル・リユースが可能となっている。ラベルは、ウォッカの純度を表示するだけでなく、素材の使用そのものを最小限にし、ガラス製のボトルがまた利用できるように、簡単にはがせて有害物質を含まない天然の接着剤を使用しているそうだ。
なお、この「Air Co. Vodka」は同社初の市販商品でもあり、人気のある最高級のプレミアムウォッカに加わることを目標としている。
今後も両者は、パッケージを改良するための新しい素材や方法を考えたり、将来的な新製品の開発を手がけたりと、協業をつづける見通しだ。