ぺんてる「プラマン」が新色6色を展開
誕生から40周年を記念して限定発売

ぺんてるは、ペンと万年筆の良さを兼ね備えた独特の書き味の樹脂(プラスチック)万年筆「プラマン」の発売40周年記念として、限定インキ色を2019年9月10日(火)より発売している

今回新たに開発したのは、文字をつづり、絵を描きたくなる、バーガンディ、ブルーブラック、オリーブグリーン、ダークグレイ、ターコイズブルー、セピアの落ち着いた6色のインキ。

プラマン誕生以前の1970年頃の万年筆は、高級で高価な筆記具だった。そこで同品は、従来の金属のペン先のある高級品ではなく、敷居を下げて誰でも手軽に使えるようにと開発された。

樹脂(プラスチック)ペン先は、試行錯誤の結果、多数の微細な孔(あな)を通ってインキが毛細管現象で伝わる方法を採用。先は細く削って全方位で書け、また筆圧をかけることで先がわずかに2つに割れて、寝かしても書くことができ、ペン先を押さえるホルダーは裏表であえて長さを変えて裏表でしなりが変わるように工夫している。

ボディカラーの「海老茶色」にコントラストを与えているのは、金属性の「ロングクリップ」と、インキ色を表す「カラーインジケーター」。40年間その姿を変えなかったプラマンは、2017年にロングライフデザイン賞を受賞している。End