NEWS | インテリア
2019.09.17 15:02
ドイツの水栓メーカー グローエ(GROHE)が手がける新しい洗面台コレクション「Icon 3D」は、最新の3Dメタルプリント技術から生まれた高い精度、軽さ、モダンなエレガンスを誇る水栓金具が特徴である。
従来のラインアップであった「Atrio(アトリオ)」や「Allure Brilliant(アリュール ブリリアント)」を再解釈したデザインで、3Dメタルプリントによって製造方法の限界を押し広げ、製品デザインと水まわりの楽しさをまったく新しいレベルに引き上げることができたという。
また、3Dメタルプリントによりあらゆる形状が作れるようになり、顧客の要望に応えて水栓金具をカスタマイズで少数製造することも可能で、不可能と考えられていた製品の製造もできるとしている。
製造に使用するのは、レーザー粉末床溶融法(powder bed laser melting process)と呼ばれるプロセス。各部品は厚さ0.06mmの層を約4,700も重ねることで、鍛造した強度を出す。プリント後はCNCフライス盤で加工して、仕上げに手作業で研磨し、丹念にブラシをかけるそうだ。