NEWS | サイエンス
2019.08.06 14:21
国際NPOの惑星協会(The Planetary Society)は、開発しているソーラーセイル実証機「LightSail 2」が地球周回軌道上へ上昇したことを発表した。
LightSail 2は、折りたたんで搭載している4枚のソーラーセイル(太陽帆)を展開し、そこに太陽光を受けて推進する装置。すでに打ち上げられた小型衛星「Prox-1」によって宇宙空間に放出されており、2019年7月23日にソーラーセイルの展開に成功していた。
そして今回、同機はソーラーセイルに太陽光を受けた推進力で、軌道上に上昇することができたそうだ。
太陽光という省エネルギーの推進力を実用化することが目的のこのミッション。今後はおよそ1ヶ月間、LightSail 2の軌道上昇を続け、その間にソーラーセイルの性能試験を行う見込み。そのあとで、同機は軌道を外れ、約1年後には大気圏に再突入するという。
ちなみのこのソーラーセイルは展開すると約32平米、ボクシングのリングほどの大きさ。夕暮れや夜明けに見えることもあるそうだ。