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2019.06.19 10:56
アストンマーティンは、フランス西部自動車クラブ(ACO)がFIA世界耐久選手権(WEC)のトップカテゴリーにハイパーカーを導入すると決定したのを受けて、2020-2021年シーズンのWECのために特別に開発した「Aston Martin Valkyrie hypercar」少なくとも2台で参戦することを発表した。
アストンマーティン、レッドブルアドバンストテクノロジーズ、AFレーシング・チームの間の技術協力により開発されるこのハイパーカーで、1959年に優勝して以来となる、2021年のル・マン24時間レースでの優勝を目指すことになる。
WECが新たに導入するハイパーカー規定により、ロードカーをレース仕様にすることで、世界のスポーツカーレースの最高峰への参戦が可能になるという。
特別設計された高回転式の自然吸気6.5リットル・V12エンジンのレースバージョンで、軽量カーボンファイバー構造のボディに搭載し、そしてF1での経験を活かした空力テクノロジーを採用。Aston Martin Valkyrie hypercarは、レースでの勝利を徹底して追求する1台となりそうだ。