NEWS | テクノロジー
2019.05.29 17:31
ジェイアール東日本企画は、2019年5月23日(木)から6月30日(日)まで、「3D Phantom®」を用いた実証実験を実施している。
これは、JR東日本の主要ターミナル駅である品川駅で、次世代を感じさせる新しいソリューションを使い、交通広告の更なる価値創造・デジタルメディア領域の拡充を図るものだ。
3D Phantom®は、LED光源がライン状についたブレードを高速回転させ、光の残像によって映像を映し出す3Dホログラフィックディスプレイ(提供・素材制作:Life is Style)。専用のメガネ等は不要で、インパクトのある3D映像を肉眼で体験できるそうだ。
立体的な映像と音を組み合わせられるので、ブランドロゴや商品などを3D映像として空中に投影し、世界観をより忠実に、魅力的に演出することができる。また、遠隔操作で映像配信・切り替えが簡単にできるため、時間や天気といった様々な条件を考えてベストな広告を打ち出すことも可能。
同社では、この実証実験での成果を活かしながら、既存メディアと新媒体を織り交ぜたダイナミックな展開で、広告主のニーズに応える新たな広告展開を実現したいとしている。