NEWS | 建築
2019.04.05 13:09
中国・上海に建設が予定されている「Shanghai Grand Opera House」の設計は、国際コンペを経て、建築設計事務所 スノヘッタ(Snøhetta)が担当することに決まった。
このプロジェクトでは、伝統的な戯曲やクラシックコンサート、若者向きの実験的なパフォーマンスなどを通じて、幅広い聴衆に関心をもってもらいたいそうだ。
そして、新しいオペラハウスは上海の新しい都市設計の重要な一部にもなり、上海が経済、科学、文化の面で世界の最前線に躍り出るための、文化的なランドマークのひとつになることが期待されている。
美しさや機能性、さらには文化やエコロジーの目標を通して、世界中からの訪問者や地域住民、そして芸術家が生活と文化を満たすような、誰もが利用しやすいキャンバスとなることを目指している。
スノヘッタはこれまで、Norwegian National Opera and Ballet、韓国の釜山オペラハウス、カナダのIsabel Bader Centre for the Performing Arts、パリのThéâtre Nanterre-Amandiersの改修などを手がけており、そこで得たノウハウが上海でも活かされることだろう。