NEWS | テクノロジー
2019.01.21 16:42
ソフトウェア開発のプラットフォーム GitHub(ギットハブ)は、利便性を高めるためのメジャーアップデートを2点発表した。
1つは「GitHub Free」で、無制限・無料のプライベートリポジトリが利用できるようになったこと。プライベートプロジェクトにGitHubを利用する開発者は、リポジトリごとに最大3人のコラボレータとの共同作業が可能。パブリックリポジトリも引き続き無料で、コラボレータの数に制限はない。
もう1つは「GitHub Enterprise」で、Enterprise Cloud(旧GitHub Business Cloud)およびEnterprise Server(旧GitHub Enterprise)の2つの製品を含んだもの。これにより、1ユーザあたりの単一価格でクラウドおよびオンプレミスの両方でGitHubを利用することが可能。さらに、GitHub Connectを使用すれば、セキュリティを損なうことなく両製品を連係させて、開発者がハイブリッドの環境でシームレスに作業できるという。
プロフェッショナル向けのコード作成機能やコラボレーション機能を要する開発者やチームには、GitHub Pro(旧GitHub Developer)とGitHub Teamも用意。個人やチームとして無料でGitHubを使ってオープンソースプロジェクトに取り組む場合、無料版のGitHub Teamを含めて、オープンソースプロジェクトの構築・作成やコラボレーションに必要なすべて製品を引き続き無料で利用できる。
同社は、初めてソースコードを作成する学生や世界各地のチームを束ねる企業のリーダー、オープンソースの保守担当者にとって、コードの作成やコラボレーション、世界中の開発者とつながるための最適な場所になることを目指している。