©︎ Clouds Architecture Office

福岡市博多区で2022年12月に食とエンターテインメントを融合した複合施設「010 BUILDING（ゼロイチゼロ ビルディング）」がオープンした。地上3階建てのビルには、レストランやバー、イマーシブシアター「THEATER 010（シアター ゼロイチゼロ）」が入り、福岡の新たなカルチャー発信拠点として注目を集めている。

那珂川から望む「010 BUILDING」の外観。

博多と天神という福岡の中心をなす2つのエリアの中間に位置する同施設。「THEATER 010」では、従来の鑑賞スタイルとは異なる体験型演劇として、ニューヨークのナイトスポット「THE BOX」の作品が提供される。

「THEATER 010」の内装イメージ。

設計はニューヨークを拠点とする建築ユニットCLOUDS AO（クラウズ・アオ）が担当。螺旋のエネルギー体をイメージした印象的な外観と、ロケーションを活かした広いテラスが特徴的なデザインとなっている。

バーラウンジ「BAR 010」の内装イメージ。

内装は、福岡で活動する建築事務所NKS2アーキテクツと建築家の中原拓海が共同で手がけた。建物内では、先進的なデザインとオーセンティックなデザインの融合を体感することができる。