海底火山「福徳岡ノ場」が噴火
35年ぶりに新島を形成

海上保安庁は2021年8月15日(日)、東京都・小笠原諸島の南硫黄島から北北東約5kmにある海底火山「福徳岡ノ場(ふくとくおかのば)」にて新島の存在を確認した。

この新島は直径約 1km の馬蹄型をしたもの。福徳岡ノ場では、これまでたびたび火山活動を繰り返してきたそうだ。

とくに1904年、1914年、そして35年前の1986年には一時新島を形成したそうだが、いずれもその後海没し、消滅してしまったという。

福徳岡ノ場では断続的な噴火が起こっている模様。浮遊物も蛇行しながら北西方向に約60km 流れていたことを確認している。

なお、海上保安庁が実施した調査結果は、海上保安庁海洋情報部HPの「海域火山データベース」にて随時公開している。画像もアップされているので、ぜひチェックしてみよう。End