「シンプルなおうち仏壇kaunis」から
能の舞台をイメージした仏壇が登場

神奈川県鎌倉市のクローネはこのほど、新しい仏壇ブランド「シンプルなおうち仏壇kaunis」を立ち上げた。国内の家具・木工職人が手がける能の舞台をイメージしたシンプルな仏壇「舞台」の販売も開始している。

今回登場した「舞台」は、凛とした雰囲気と神聖さが感じられるシンプルなデザイン。少しでも親しみやすいものに変えたいという思いから、日本人になじみのある能の舞台をイメージして構成したという。

素材には天然木のチェリー材を使用し、四隅に柱を配置。これらを高欄でつなぐことで、光のたっぷり入る構造となっている。

さらに、素材感がより出るように表面仕上げを行い、長く使うことでツヤや深みがより増していくそうで、現在の住環境や家具・インテリアに自然と溶け込む、北欧家具のような雰囲気に仕上げている。

▲シンプルなおうち仏壇kaunis「舞台」

また、舞台下は引き出しになっており、線香やマッチ、ロウソクなどが収納可能。底面はA4より少し大きいサイズに抑えて、置き場所を選ばないようにしている。

▲シンプルなおうち仏壇kaunis「地平線」

▲シンプルなおうち仏壇kaunis「半月」

そのほかの仏壇デザインとして、「地平線」と「半月」も用意。現在の住宅事情やデザインなどの価値観に合わないという、旧来の仏壇が抱えていた問題を解消しようと設立された同ブランドは、大切な人を偲ぶ「親しみやすい身近な場」となる、手元供養としてのシンプルな仏壇を生み出すことを目指している。End