NEWS | インテリア
2021.03.12 16:10
オランダ・ロッテルダム港ではこのほど、3Dプリントによるフレキシブルでサスティナブルなワークスペース「R-Iglo」が公開された。
この構造物は、同国の建築オフィス ArchiTech Companyと3Dプリントサービスを提供するRoyal3Dが手がけたものである。素材はリサイクルペットを使用しており、製造には数週間、組み立てには2日ほどを要したという。
ドーム状の自立構造で、凹凸のある壁面の形状も音響を最適化したものとなっており、換気や暖房、電気、LED照明も装備されているそうだ。
クライアントの要望に応じて、さまざまなサイズとカラーリングの「R-Iglo」の製造が可能。ワークスペースだけでなく、展示施設をはじめ、庭やテラス、ビーチなどでもパビリオンとして使用可能だとしている。
ArchiTech Companyの公式サイトでは、「R-Iglo」の360度画像やメイキングムービーを見ることができる。