ボストンのレジデンシャルタワー「212 Stuart Street」
南北で違う表情をもつHöweler and Yoon Architectureの設計

米ボストンでは、2021年の竣工を目指して、レジデンシャルタワー「212 Stuart Street」の建設が進められている。敷地は、同市の中心部にも近いベイビレッジ地区とスチュアートストリートに挟まれた、現在は使われていない駐車場が使われるという。

設計を手がけるHöweler and Yoon Architectureのプロジェクトは、南側に広がる低層住宅と北側に伸びる高層建築という、2つの異なる表情をもつ狭い敷地に計画された20階建ての集合住宅だ。

各フロアに約7戸が入り、19フロアにわたって約130戸の住宅を作る計画で、ペントハウスフロアは南向きの快適な屋外デッキに面している。

1階にはロビーとショップスペースがあり、北向きのガラス張りの店先は、スチュアートストリートの商業エリアに面しており、また南側には、ショウマットストリートから直接アクセスできるエレベーターのないタウンハウスを2軒設けるそうだ。正面はアクティブなレジデンシャルタワーでありながら、裏手は既存のタウンホームにつながる新しい建築となるだろう。End