セイコーウオッチが国産鉄道時計90周年記念限定モデルを発売 
初代鉄道時計「セイコーシャ」をイメージ

セイコーウオッチは、「国産鉄道時計90周年記念限定モデル」を2019年10月11日(金)より発売する。観賞用にも使える木製の専用ボックスつきで、希望小売価格は60,000円(税別)。

鉄道時計は、鉄道の安全運行に欠かせない時間管理を担うもので、精度とともに高い視認性と堅牢性が要求される。1929年にそれまでの外国製品から、同社の機械式19型懐中時計「セイコーシャ」が国産としてはじめて鉄道時計の指定を受け、クオーツ化などの変遷・進化を遂げながら、現在も各地を走る鉄道の運転席で使われ続けている。

同製品は、その誕生90周年を記念した、当時の鉄道時計のイメージを再現した特別なモデル。初代のデザインを踏襲したダイヤル(文字盤)は、白い背景にマットブラックのアラビア数字がコントラストを強調。太い時分針、秒針ともネイビーカラーで統一し、時刻が読みやすくなっている。

▲初代鉄道時計

また、特別感のあるイエローゴールド色ケースに、卒寿祝福の色とされるパープルの提げ紐を採用。裏ぶたには「国産鉄道時計90周年」の文字とシリアルナンバーが記されており、「鉄道の日」である10月14日にちなんで、1,014個限定となっている。End