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2019.06.05 13:52
デザインコンサルティングファームのA.C.O.は、UI/UXの知見やノウハウを活かし、オリジナルの「デザインスプリントカード」を開発した。新規サービスの開発を支援するUXデザインの手法のひとつであるGoogle Venturesの「デザインスプリント」を、効果的に進行させるためのツールだ。
多種多様なプロジェクトに携わる中で、A.C.O.が学んだのは「最適なプログラムはプロジェクトによって違う」ということ。このカードは、プロジェクトにあわせてデザインスプリントを実施する前に、スプリント中のプログラム内容を考えるために使用するという。
作成したプログラムは、デザインスプリントを実施するメンバーに共有したり、プログラムメニューの変更や時間調整を行うときに活用。プロジェクトで解決する課題を明確にし、日ごとに実施するプログラムを手法カードから選んで決めることができる。
カードは全部で50枚、そのうち手法は全部で25パターン。調査・分析→アイデア発散→アイデア収束→制作・検証と、プロセスごとに使える手法カードを色分けすることで、これを参考にしながらプログラムを考えることも可能だ。
カードの裏面を見ると各手法の内容がわかるので、プログラムを設計するための練習など教育ツールとしても活用できるそうだ。