NEWS | 講演会・ワークショップ
2014.07.10 14:06
AXIS連載「東京土木LIFE」の著者である御代田和弘氏の「4FRAMES」による、街と生活のデザインを考える勉強会「デザインのあしもと~Design of the infrastructure」の第8回を開催します。日々の生活で、当たり前と思っていたり、いつも気になっていた「モノ」や「コト」。こうした身の回りに潜む小さな問題や疑問を見つけ、その原因や解決方法をデザインの視点で考え、ヒト、モノ、コトの新しい関係性について話し合います。毎回、インフラに関わる様々なジャンルの方々をゲストに招き、これから数十年先を見据え、私たちの暮らし方をいま一度“デザインのあしもと”から考えてみたいと思います。是非ご参加ください。
「デザインのあしもと~Design of the infrastructure」
概要
私たちが日常的に使う道路や鉄道、防災施設などのインフラ。街を支えるこれらの施設には、土木が深く関わっています。そしてここに、自動車、自転車、電気・通信施設、広告やファッションなど、様々なプロダクトやサービスが関わり、日々の豊かな生活が守られています。しかし、街中に潜む色々な問題について、土木と他の業界が話し合う機会は、これまであまり多くありませんでした。私たちの日々の生活を、インフラという視点からもう一度見つめ直し、ジャンルを超えて様々な製品やサービス、生活環境について考え直すことが、この先の私たちの暮らしに変化を与えるきっかけとなります。
第8回テーマ 「METABOLISM | 変貌する街」
都市は常にその姿を変え、そして新陳代謝を繰り返す。東京では、ここ数年で多くの再開発が行われている。六本木、東京スカイツリー周辺、虎ノ門、そして渋谷駅周辺では大規模な再開発が進行中だ。建築は空へ地下へとその領域を延ばし、その用途も商業、住宅、文化、業務と多様化し、都市は空間も意識もますます多層化していく。都市の発展は、経済論理によってより合理的に進められる。その一方で、古くからその土地に関わる人々の土着的な思想、習慣、文化意識は根強く残る。新しい街が生まれれば、人と街との関わり方は変化し、文化や人の意識も変わるが、こうした経済論理と文化論理の間で、人は何を都市に求めるのか。再開発は、都市に私たちにどのような付加価値を与えてくれるのか。そして、都市の“関わり”の場所には必ず道路がある。道路は街区を決め、人の動きを誘導する。この道路のあり方が街を左右することになると考えれば、道路の存在を改めて見直す必要があるかもしれない。最終回となる今回は、これまでに議論してきた道路、歩行者、モビリティ、マナーといった様々な視点から、我々が生活する都市環境におけるそれぞれの関係性、未来の姿について考えてみたい。
ゲストプレゼンテーター
森ビル株式会社 都市開発本部 東 一郎氏
日時 2014年7月25日(金) 受付け開始18:00 開催 18:30〜21:00(終了後懇親会)
参加費 3,000円
募集人員 20名
会場 シンポジア
〒106-0032東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル地下1階
主催 4FRAMES
協力 デザイン誌「AXIS」、AXIS ギャラリー
お申し込み 「デザインのあしもと参加申し込み」と明記の上、氏名(フリガナ)、所属名、電話番号、メールアドレスとともに下記まで。尚、本情報は「デザインのあしもと」についてのご連絡以外には使用しません。
※本件に対するお問い合わせも上記メールアドレス宛にお願い致します。